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ペルーの贅沢エビのチャウダー チュペ・デ・カマロネス

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登場してしまいました!チュペ・デ・カマロネス 

先日のラテン料理教室で作ったペルー料理です。
チュペ Chupe はチャウダー風のスープのこと。カマロネス Camaronesは、海老のことで、言ってみれば、海老のチャウダー風という感じですね。
大きな海老のうまみを存分に引き出した贅沢なスープです。

海老のスープというとシーフードのスープという印象ですが、本来は、アレキパという山岳地帯の名物料理で、あちらでは川海老を使うそうです。
そしてペルー料理ならでは、アンデス原産のじゃがいも、そしてアヒ・パンカという唐辛子のペーストが入るところが特徴的ですね。

こちらでご紹介する作り方は、いくつかのレシピを研究して、Querico流の自信作です。笑
海老の殻から丁寧にだしをしっかり取って、エキスをたっぷり使うことで、うまみたっぷりのスープができあがります。

それではレシピです。

■ Querico流 チュペ・デ・カマロネス ~Chupe de Camarones~ ■

<材料 4人分>
有頭エビ 8尾
エビ(だし用) 適量(10~16尾くらい)
にんにく 1片
玉ねぎ  1/2個
オリーブオイル 大さじ1
Aji panca(アヒ・パンカ) 大さじ1
パプリカパウダー大さじ1
トマト缶 200g
水 600cc
ジャガイモ  1個
グリーンピース(冷凍) 60g
ブロッコリー 60g (季節がら入れましたがなくてもOK)
ごはん50g
クリームチーズ 50g
オレガノ(乾燥) 小さじ1
塩  小さじ1
生クリーム 100cc
お好みでポーチドエッグ、レモン適量

<下準備>
エビの下処理。塩と片栗粉をまぶして軽く洗い、有頭エビは頭と足、背綿だけとり殻はつけたまま、ダシ用のエビの殻は外して600cc分のだしをとる。
玉ねぎ、にんにくは粗く刻む。

<作り方>
1.鍋にオリーブオイル、刻んだにんにくと玉ねぎを入れて炒め、香りが出たらアヒ・パンカ(好みで鷹の爪も)、パプリカパウダーを加えて炒める。
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2.有頭エビを加え、エビは赤くなったら一度取り出す。ここにトマト缶とエビのだし、ジャガイモを加えて10分ほど煮る。
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3.ジャガイモに火が入ったら、エビを戻し入れ、グリーンピースとごはん、クリームチーズを加える。温まったらオレガノをふり、塩で味を調え、生クリームをまわしかける。
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4.器に盛り、ポーチドエッグをのせる。お好みでレモンを絞って食べる。


完成です!!
Vamos a comer!!!
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ポーチドエッグがのってボリュームアップ&さらにクリーミー♪
エビのダシがきいていて、うまうま~!!です。

じゃがいも、ごはんなども入っているので、かなりボリュームあり。そして温まります。

アヒ・パンカというペルーの唐辛子ペーストは、それほど辛くありませんでした。
全体的にクリーミーな味で、最後にピリリとくる程度です。

アヒ・パンカは、主にキョウダイ・マーケットという南米食材専門店で扱っていますが、ネットでも買えます。→※


贅沢な具材で見た目もきれい。おもてなしにもいいですね。
あ、ちなみにこの料理は、ペルーでもちょっとお高めなレストランなどで出すメニューで、安い食堂にはありません。

あ~。私もまた食べたくなっちゃいました。

¡Que rico es chupe de camarones, Vamos a cocinar!
陽気で美味しいメキシカン!などおうちで作れるラテン料理教室。→詳しくはこちらへどうぞ。

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2015/03/06(金) | ラテン飯 | トラックバック(0) | コメント(2)

お礼~おうちで作れるラテン料理教室2月~

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久しぶりのアップになってしまってすみません。m(__)m
先週土曜日は、おうちで作れるラテン料理教室でした。
今回も和やかに楽しく、そして美味しく、みなさんと一緒にラテン料理を作ることができました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。


本日のメニューです。
アペリティフ ホット生姜はちみつ梅酒
チュペ・デ・カマロネス ~Chupe de Camarones~
鶏肉のホットセビチェ ~Cebiche de Pollo~
横浜産キャベツのザワークラウト風 ~ Sauerkraut facíl~
ブロッコリーのクリームチーズ和え 
地元野菜のピクルス
季節のデザート 夏蜜柑マーマレードのパウンドケーキ

今回のメインは、チュペ・デ・カマロネス
ペルーのアレキパという地方で食べる料理で、本来は河海老を使うそうです。
エビのチャウダースープといったところでしょうか。エビのうまみたっぷりの贅沢なスープです。
そしてペルー料理ではお馴染みのセビチェですが、今回は温かくしていただきます。
ザワークラウト風は、旬の冬キャベツがモリモリ食べれる一品です。



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今回も横浜を中心に地元の野菜をたくさん使っています。
保土ヶ谷区苅部農園さんのキャベツ、じゃがいも、にんじん、ブロッコリー、
湘南産の赤カブ、栄区矢島農園さんの夏蜜柑など。



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キャベツを丸ごと1個近く使って作った簡単、ザワークラウト風。
発酵させないでお鍋でさっと炒めて蒸し煮にしました。



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こちらは、鶏のホットセビチェ。
セビチェというと普通は冷たいソースですが、これはソースをかけて蒸して温かくして食べるもの。食材もいつもと違う組み合わせです。



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メインのチュペ・デ・カマロネスができあがってきました。
エビの殻でとったダシを使っているので、うまみたっぷりです。


さーて、ようやく全部ができあがりました。

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チュペ・デ・カマロネスは、とてもきれいにできあがりました。
最後にポーチドエッグをのせてボリュームアップ。
エビのうまみたっぷり、濃厚でクリーミーな仕上がりのスープにほんのちょっぴり辛味がきいています。




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ザワークラウト風に、苅部大根、赤カブ、にんじんのピクルス。




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菜の花とブロッコリーのクリームチーズ和え。
冬野菜と春野菜のコンビですね。



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鶏手羽先のホットセビチェは、アボカドも添えて彩りよく。
コリアンダーの香りも好きです。



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デザートは、夏蜜柑マーマレードのパウンドケーキ。
矢島農園の無農薬夏蜜柑のマーマレードたっぷりです。



おしゃべりも楽しく、和やかなランチタイムでしたね。

美味しい野菜を提供してくださった生産者のみなさん、ありがとうございました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

来月は3月28日に開催いたします。どうぞお楽しみに
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2015/02/28(土) | 料理教室 | トラックバック(0) | コメント(2)

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