
おはようございます。ラテン料理大好き、quericoです。
今日は先月のラテン料理教室で作ったメニューをご紹介します。
アロス・コン・マリスコス Arroz con Mariscos というペルー料理です。

アロスはスペイン語でアロスはごはん、マリスコスは魚介のことを言いますから、魚介の炊き込みごはん、という感じですね。
ペルーというとアンデスの国=山地というイメージが強いかもしれませんが、西側は海。
海岸地域はシーフードを使った料理が多く、とても美味しいんです。
セビチェ(海鮮マリネ風)や、ソパデマリスコス(魚介のスープ)日本人の好みにもよく合いますよ。
アロス・コン・マリスコスの作り方は、パエリヤのように生米から炊く方法と、チャーハンのように炊いたごはんで作る方法をいろいろありますが、今回は後者の炊いたごはんを使う作り方をご紹介します。
こちらの方が魚介の形が崩れることなく、ごはんもべちゃっとならずに失敗が少ないと思います。
魚介のチャーハンのようですが、ペルーならではの特徴はやはり食材、アヒ=唐辛子です。
アヒ・アマリージョと、アヒ・パンカという、黄色と赤の唐辛子を使います。
これは日本にはない唐辛子なので、瓶詰めのソースを使っています。
唐辛子の辛さとコクがきいて、そして色もきれいに仕上がります。
入れる魚介ですが、今回はご家庭で作りやすいように、シーフードミックスを使っています。
ですが、ここにひと手間。シーフードミックスとアサリで最初にしっかりとだしを取るのです。
このだしで、うまうま~♪なごはんになるわけです。
それではレシピです。
■ アロス・コン・マリスコス Arroz con mariscos ■
<材料>4人分
にんにく 2片
玉ねぎ 中1/2個
あさり(殻つき) 200g
シーフードミックス 260g
赤ピーマン 2個
グリーンピース 80g
にんじん 80g
魚介のだし汁200cc~
アヒ・アマリージョ 小さじ2
アヒ・パンカ 大さじ1
白ワイン 50cc
コリアンダー 刻んで大さじ3
ごはん 4膳分
塩、コショウ 適量
◆飾り用
コリアンダー 適量
海草 適量
<下準備>
・にんにく、玉ねぎはみじん切りにする。その他の野菜は1cm角よりやや小さめに切る。
・魚介のだしをとる。300ccの水を沸かし、シーフードミックスを湯通して取り出す。続いて砂抜きしたあさりを入れて、貝が開いたら火を止める。アサリは飾り用を残して貝から身をとりだす。だし汁は捨てずにとっておく。
【作り方】
1.中華鍋などの大きな鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、にんにくから香りがでたら玉ねぎ、アヒ・アマリージョを加えて炒めて辛みをだし、続いて赤ピーマン、にんじんを加え炒める。
2.シーフードミックスとアヒ・パンカ、白ワイン、コリアンダーを少々とさらにだし汁を加え、沸騰したらグリンピース、あさりを加え、少し煮詰める。
3.ごはんを加え、水分を飛ばしながらさらに炒める。
4.器に盛り、残りのコリアンダー、海草を散らし、レモンを添える。
できあがり~!

こちらは、ラテン料理教室で作ったときの盛り付け。
アロス・コン・マリスコスに、ゼブラ茄子のオーブン焼き、バーベキューチキン、サラダが添えられています。

海草を散らすところが、ペルー風?なんでしょうか。
だいたいどのレシピも海草を散らしています。おもしろいですね。
ここでは鮮魚コーナーで手に入る細切りのわかめを使っています。
それと、ペルー料理やメキシコ料理に欠かせない、コリアンダーですね。
シーフードと、赤ピーマンやグリーンピースで、彩りよくできました。
こんな風に毎月、おうちで作れるラテン料理をやっています。
ご興味のある方は、こちらのホームページもご覧ください。
http://quericolatina.jimdo.com/

2015/10/06(火) | ラテン飯 | トラックバック(0) | コメント(0)