実は、足を運んだ理由はもうひとつあった。
彼のライブがあるのを知って、CAFE y LIBROのHPをチェックしていたら、
“Sharing”という、ラテンの料理の3ヶ国語のレシピ本があるではないか!
おおー!

興奮して見てみたら、その著者が、ルエダ・デ・レオン礼子さん。
どこかで聞いた名前?
で、すぐに思い出した。
ルエダ・デ・レオン先生は、私が大学1年のときに受けたスペイン語の教授。
礼子さんは、その奥様に違いない!
彼女に会ってみたいと思い、ライブの開始よりも少し早めにサロンに行った。
やっぱり、そうだった。
ルエダ・デ・レオン先生は数年前に他界され、礼子先生が彼の意思を受け継いでこのサロンの創設したというと。
私がラテンの世界に足を踏み入れたきっかけは、大学のスペイン語。
言ってみれば、ルエダ・デ・レオン先生は私のラテンのルーツを作った一人である。
こんなところで、こんな形で再会ができるとは。。。

早速、レシピ本を購入。
おおー。これは素晴らしい!
メキシコ、ベネズエラ、アルゼンチン、エルサルバドール、USA、日本。
各国の女性が家庭料理を紹介している。
わー!これはいいぞ!というのを発見。
早速、7月のイベントで一品追加かな?

さらに驚いたことに。
ここでレシピを紹介している方の中に、私のスペイン語の恩師、北村光代先生が載っているではないか!
北村先生は、2年以降に授業を受けたスペイン語の教授。
(先生はハーブ研究家を経て現在イタリア料理が専門となり、日伊の食文化交流に忙しく活躍されている。)
当時先生の授業は、スペインのスペイン語ではなく、中南米のスペイン語で、メキシコ文化と絡めて教えてくれた。
それが、私がラテンの世界にはまっていった、きっかけなのだ。
メキシコに憧れ、メキシコに行ったら、もっとマヤの文化を見たくなって、さらに南へ、、、。
こうして、とうとう南米のチリまで行っちゃった、というわけなのよね。
Que Chico del Mundo!

さらに。
このサロンのスペイン語教師、コロンビアーノのエクトルともアミーゴに。
私がなぜ、いかにコロンビアが好きかを話したら、わかってくれた。
ああ~、それにしても私の拙いスペイン語。これじゃあ、いかんなあ。

そんなこんなで。
いろんな思いが通じた、いい日だったな。

2009/06/22(月) | 徒然日記 | トラックバック(0) | コメント(2)